この記事は、note「SNS採用ラボ」にも載せています。
目次
途切れた選考は、どちらも待っている
面接の日程を相談している途中で、返事が来なくなった。面接のあと、結果を伝える前に担当者が替わった。どちらも、いつの間にか止まっていた選考です。
途切れた理由は、相手にあるとは限りません。メールが迷惑メールのフォルダに入っていた。こちらの返事が遅れて、相手が「もう縁が無い」と受け取った。お互いに相手からの連絡を待ったまま、時間だけがたっていることもあります。
この記事では、途切れた選考をこちらから再開する手順をお伝えします。
途切れ方は3つ
まず、どこで止まったかを確かめます。止まった場所で、再開の一文が変わるからです。
- 日程を相談している途中で止まった 面接の候補日を出したあと、返事が無い
- こちらの連絡で止まった 面接のあとの結果や次の案内を、会社側が送っていない
- 書類を受け取ったまま止まった 応募は受けたが、選考に進むかを伝えていない
2と3は、会社側が連絡を止めています。この場合は、一文目にお詫びを入れます。
止まった場所は、前回のメールの最後の一通を見れば分かります。最後に送ったのが会社側なら2か3、相手側なら1です。担当者の記憶に頼らず、記録で確かめてください。
申し出る前に確かめる4つ
送る前に、次の4つを確かめます。
- どこまで進んでいたか 前回のメールや面接の記録を読み返します
- 募集がまだあるか 同じ職種の募集が終わっていれば、別の職種で案内できるかを考えます
- 利用目的 応募のときにお知らせした個人情報の利用目的に、今後の採用のご案内が含まれているかを確かめます。判断に迷う場合は、社内の担当部署や専門家に確認してから進めます
- 連絡を望んでいないか 「選考を辞退します」と言われていた方には送りません
募集がもう無い場合は、無理に再開を申し出る必要はありません。次の募集のときに、改めて声をかけます。その場合も、前回どこで止まったかの記録は残しておきます。次に声をかけるとき、一文目に書く材料になります。
止まった場所ごとの一文
日程の相談の途中で止まった人へ
「◯月に、◯◯職の面接の日程をご相談していた株式会社◯◯の◯◯です。その後、こちらからのご連絡が届いていなかったかもしれません。もしまだご関心をお持ちでしたら、改めてお話しできればうれしいです。」
相手の返事が無かったことには触れません。こちらの連絡が届いていなかった可能性を先に書きます。
こちらの連絡で止まった人へ
「◯月に面接のお時間をいただいた株式会社◯◯の◯◯です。その後のご案内が大変遅くなり、申し訳ありません。改めて、選考の続きについてご相談させていただけないでしょうか。」
お詫びは一文で十分です。理由を長く書くと、言い訳に聞こえます。
書類を受け取ったまま止まった人へ
「◯月にご応募いただいた◯◯職について、ご連絡が遅くなり申し訳ありません。いまも同じ職種で募集を続けており、ぜひ一度お話を伺えればと思っております。」
再開したら、前回の続きから始める
返事が来たら、選考をはじめからやり直さないことが大切です。
- 書類を出し直してもらわない(前回の書類を使います)
- 前回の面接で伺った話を、面接官に渡しておきます
- 前回と同じ質問をくり返さず、「その後、変わったこと」から伺います
前回の続きから始めると、相手は「覚えていてくれた」と感じます。
返事が無かったときの決まり
再開を申し出ても、返事が来ないことはあります。送る前に、そのあとの決まりを社内で決めておきます。
- 追いかけるのは1回まで。間隔は1週間ほどあけます
- それでも返事が無ければ、選考は「終了」とし、次の募集のときに改めて声をかける候補に残します
- 「もう連絡は不要です」と返ってきたら、その日のうちに記録に残し、以後は連絡しません
- 誰に・いつ・どの文面を送り、どう返ってきたかを記録します
途切れた選考をもう一度途切れさせないために、再開したあとの連絡の担当者も決めておきます。前回止まった理由が「担当者が替わった」だったなら、なおさらです。
まとめ
- 途切れた選考は、相手だけが止めたとは限りません
- 止まった場所を3つに分け、会社側が止めていたら一文目でお詫びします
- 送る前に、募集の有無と応募時の利用目的を確かめます
- 再開したら、書類を出し直させず、前回の続きから始めます
- 返事が無ければ追いかけるのは1回まで。送った記録を残します
