この記事は、note「SNS採用ラボ」にも載せています。
プロフィールは、数秒で読まれて閉じられる
採用アカウントを作ったあと、プロフィール欄で手が止まることがあります。
「採用アカウントを作ったが、プロフィール欄に何を書けばいいか分からず、会社のホームページの紹介文をそのまま貼っている」
ホームページの紹介文は、お客様に向けた文です。創業の年、取引先の数、受賞歴。会社の信用を伝えるには大切ですが、採用アカウントを見に来る人が知りたいのは、「この会社で働いたら、どうなるか」です。
初めて訪れた人は、プロフィールを数秒見て、投稿を見るかどうかを決めます。その数秒で伝わる形に作り直します。この記事では、入れる部品と業種別の例、書いたあとの確かめ方をお伝えします。
入れる部品は5つ
プロフィール文は、次の5つの部品で組み立てます。
- 名前の欄:会社名だけでなく「◯◯株式会社|採用」のように、採用のアカウントだと分かる言葉を入れる
- 何をしている会社か:誰に、何を届けているかを1行で
- 誰を募集しているか:職種と、未経験可などの一言
- どんな働き方か:仕事の中身が想像できる一言
- 連絡の方法と、その後:どこから連絡すればよいか、連絡したら何が起きるか
全部を長く書く必要はありません。各部品を1行ずつにすると、スマートフォンでも一目で読めます。
名前の欄に「採用」と入れておくと、会社の公式アカウントと見分けがつきます。会社名で探した人が、どちらが採用の窓口かを迷わずに済みます。
業種別の例
部品を組み立てると、次のような形になります。会社の事実に合わせて置き換えてください。
例1:事務機器の販売会社
「地域の中小企業に、コピー機と通信機器を届けています。
営業職を募集中(未経験の方も歓迎)。
1日3〜4社を訪問し、お客様の困りごとを聞く仕事です。
メッセージをいただいたら、2営業日以内に担当からお返事します。」
例2:住宅の工務店
「◯◯市で、注文住宅とリフォームを手がけています。
施工管理を募集中。
現場は市内が中心、朝は事務所に寄らず直行できます。
まずは選考ではなく、現場を見学する時間をつくっています。」
例3:人材サービスの会社
「地元の企業と、働きたい人をつなぐ会社です。
法人向けの営業を募集中。
お客様の採用の相談に、最初から最後まで付き添います。
仕事の話だけでも、メッセージでお気軽にどうぞ。」
3つとも、最後の1行で「連絡したら何が起きるか」を書いています。連絡するかどうか迷っている人は、連絡したらそのまま選考が始まるのではと身構えています。その不安を、1行で先に解いておきます。
例の中の数字や働き方は、自社で本当にそうであることだけを書きます。
避けたい書き方
よく見かける書き方で、避けたいものもあります。
- 「アットホームな職場です」「やりがいがあります」:どの会社にも書けるので、何も伝わらない
- 理念や受賞歴だけ:会社の立派さは伝わるが、働く毎日が伝わらない
- 絵文字や記号を多く並べる:目立つが、読みにくくなる
- 募集が終わった職種のまま:今も募集していると思って連絡した人を、がっかりさせる
「アットホーム」と書きたくなったら、それが分かる事実に置き換えます。「毎月1回、部署ごとに昼食会があります」のようにです。
書いたら確かめ、書き換える時期を決める
プロフィールは、パソコンで書くと長さの感覚がずれます。書いたら、次の手順で確かめます。
- 自分のスマートフォンで、ログインしていない状態か、別のアカウントからプロフィールを開く
- 「続きを読む」などで文が折りたたまれていないかを見る
- 社外の人に見せて、5秒で「何の会社で、誰を募集しているか」を言えるか聞く
言えなければ、部品の2と3を短くします。リンクを載せている場合は、押して、行き先のページが開くかどうかも確かめます。
プロフィールは、一度書いたら終わりではありません。募集する職種が変わったとき、募集が終わったとき、連絡の担当者や返事の期限が変わったときに見直します。それに加えて、3か月に1回の定期の見直しを決めておきます。
見直しの担当と時期を社内で決めておくと、古いプロフィールが残り続けることを防げます。
まとめ
- プロフィールは、数秒で「何の会社で、誰を募集しているか」が伝わる形に
- 部品は5つ=名前の欄/何をしている会社か/誰を募集しているか/働き方/連絡の方法とその後
- 最後の1行で、連絡したら何が起きるかを書き、最初の一通の不安を解く
- 「アットホーム」などは、それが分かる事実に置き換える
- 書いたら自分のスマートフォンで確かめ、募集が変わったときと3か月に1回書き換える
