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辞退のメールに、どう返していますか
「面接の前日に辞退のメールが来た。何と返せばいいか分からず、『承知しました』だけ送った」。採用担当の方から、よく伺うお悩みです。
面接を辞退した人は、一度は自社に応募してくれた人です。今回は時期や条件が合わなかっただけで、半年後には事情が変わっているかもしれません。
この記事では、面接辞退のメールへの返信例文を、辞退の言い方ごとに4つお見せします。どれにも、次の募集につなぐ一文を入れています。
面接辞退のメールへの返信に入れる3つ
返信は短くて構いません。入れるのは次の3つです。
- 連絡をくれたことへのお礼
- 辞退を受け止めた一言(引き止めない)
- 次の募集のお知らせを、希望する人にだけ送るという一文
3つ目は、「送ってよいか」を尋ねる形ではなく、「希望される場合だけ、ひと言ください」と書きます。返事をした人にだけ、次のお知らせを送ります。黙っている人に送り続けることがなくなり、迷いません。
返信例文1:「他社に決まった」と書かれていたら
ご連絡いただき、ありがとうございます。新しいお仕事が決まられたとのこと、おめでとうございます。
面接は取り消しました。どうぞお気になさらないでください。
今後、当社で◯◯職などの募集を始めたときにお知らせを希望される場合は、このメールにひと言ご返信ください。
決まったことを祝う一言を、最初に置きます。
返信例文2:「今の会社に残ることにした」と書かれていたら
ご連絡ありがとうございます。よく考えてのご判断だと思います。
面接の予定は取り消しました。
時期が変わってまたお話を聞いてみたくなったら、いつでもこのアドレスにご連絡ください。次の募集のお知らせを希望される場合も、ひと言いただければお送りします。
今の会社を選んだ人には、こちらから時期を決めません。相手から連絡できる入口だけ残します。
返信例文3:「条件や勤務地が合わない」と書かれていたら
ご連絡ありがとうございます。ご事情、承知しました。
◯◯の点は、今回の募集では変えられず、申し訳ありません。
今後、条件の違う募集を始めることがあれば、お知らせを希望される場合だけ、ひと言ご返信ください。
変えられないことを、変えられるように書かないことが大切です。
返信例文4:理由が書かれていなかったら
ご連絡いただき、ありがとうございます。面接の予定は取り消しました。
応募のときに当社を選んでくださったこと、ありがたく思っています。
次の募集のお知らせを希望される場合は、このメールにひと言ご返信ください。
理由は尋ねません。書かれていないこと自体が、本人の答えです。
返信に入れない言葉
- 理由を問いただす:「差し支えなければ理由を」も、辞退した人には負担になります
- 引き止める:「一度だけでもお話を」は、断った人に二度断らせることになります
- 日程の変更を何度も勧める:日程が理由のときに、別の日を1回だけ示すのは構いません。それ以上は勧めません
- 残念さを長く書く:相手が申し訳なく感じ、次に連絡しにくくなります
その日のうちに、記録へ残す3つ
返信を送ったら、応募者の記録に次の3つを足します。
- 辞退の連絡を受けた日
- 本人が書いた理由(書かれていなければ「記載なし」)
- お知らせを希望するか(返事が来たら「希望」、来なければ空欄)
次の募集を始めるとき、3が「希望」の人に先にお知らせします。2の理由が「条件や勤務地」なら、その点が変わった募集のときに、最初の一文で何が変わったかを伝えられます。
会う予定だった人にも、1行で伝える
面接を担当する予定だった社員にも、辞退を伝えます。予定を空けて書類を読んでいた人です。
伝えるのは、取り消しの連絡だけでなく、本人が書いた理由も1行添えます。
◯日の面接は、ご本人の辞退で取り消しになりました。理由は「勤務地が合わない」とのことです。
辞退の理由が続けて同じなら、面接の前の段で伝えていることを見直す手がかりになります。会う予定だった人がその流れを知っていると、次の募集で同じ人に再び会うときも、前回の続きから話せます。
まとめ
- 面接を辞退した人は、一度は自社に応募してくれた人です
- 返信には、お礼・受け止めた一言・お知らせを希望する人にだけ送る一文を入れます
- 他社に決まった人には祝いの言葉を、今の会社に残る人には連絡の入口だけを残します
- 理由を問いただす、引き止める、日程の変更を何度も勧めることはしません
- その日のうちに、日付・理由・お知らせの希望を記録に残します
