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スカウトメールの件名の付け方 ── 開いてもらえる件名の例10

スカウトメールの件名の付け方 ── 開いてもらえる件名の例10

この記事は、note「SNS採用ラボ」にも載せています。

スカウトメールは、件名で開くかが決まります

本文を何度も書き直したのに、スカウトメールに返事が来ない。商談の場で、こうしたお悩みをよく伺います。

お話を聞くと、本文はていねいに直してあっても、件名は「【スカウト】営業職のご案内」のような、どの会社も使う形のままになっていることが少なくありません。

受け取る側は、受信箱に並んだ件名を見て、開くかどうかを決めます。開かれなければ、本文はどれだけ直しても読まれません。

この記事では、件名だけに絞って、入れる部品と、避けたい形、場面別の例を10個お伝えします。

件名に入れる3つの部品

件名は、次の3つの部品でできています。

  1. 手がかり なぜその人に送ったのかが分かる言葉(相手の仕事の事実)
  2. 用件 何をお願いしたいのか(30分の仕事の話、など)
  3. 差出人 どの会社の、どの仕事の話か

3つ全部を入れると長くなります。いちばん前に置くのは、1の手がかりです。一覧やスマートフォンの通知では、件名の後ろが切れることがあります。大事な言葉ほど前に置きます。

会社名が差出人の欄に出る場合は、件名から外して構いません。

開かれにくい件名の4つの形

先に、避けたい形を見ておきます。

  • 一斉送信に見える形 「【スカウト】営業職のご案内」「特別なご案内」
  • あおる形 「【重要】」「至急」「あなただけに」
  • 条件だけの形 「年収◯◯万円以上・リモート可」
  • 長すぎる形 手がかり・用件・会社の紹介を全部つなげたもの

「【重要】」や「至急」は、開いてもらえても、中身が普通のご案内だと分かった時点で信頼を下げます。条件だけの件名は、求人広告と同じように条件で比べられます。

スカウトメールの件名の例10

◯◯の部分は、相手と自社の内容に置きかえてお使いください。

相手の経歴から
1. 「新しい拠点の立ち上げのご経歴を拝見して|営業の仕事のご相談」
2. 「施工管理を続けてこられた方へ|◯◯市の工事会社から」

相手の発信から
3. 「提案資料を作り直した投稿を拝見しました(◯◯社・営業)」
4. 「配車の工夫について書かれた記事を読んでご連絡しました」

経験のない職種に声をかけるとき
5. 「接客のご経験を拝見して|営業未経験から始める仕事のご相談」

まとめ役を任せたいとき
6. 「後輩の育て方のお話を拝見して|営業チームのまとめ役のご相談」

地元で働きたい人に
7. 「◯◯市の会社から、経理の仕事のご相談です」

一度会ったことがある人に
8. 「昨年の面接でお話しした◯◯社の◯◯です」
9. 「◯月の説明会でお会いした◯◯社です|その後のご相談」

転職を考えていない人に
10. 「物流の改善の投稿を拝見して|選考ではない30分のお話」

1〜6と10は、手がかりが前にあります。5は、相手が気にしそうな「未経験」を件名で先に外しています。8と9は、前に会ったことそのものが手がかりです。7は、地元で働きたい人にとって、勤務地そのものが開く理由になります。

どの例も、全部の部品を入れてはいません。1つか2つで足ります。

件名と一文目は、同じ事実でつなぐ

件名の手がかりと本文の一文目がずれていると、開いた人は戸惑います。件名で「提案資料の投稿」と書いたなら、一文目もその投稿の話から始めます。件名は一文目を短くしたもの、と考えると書きやすくなります。

SNSのメッセージには件名がありません。その場合は、通知に出る最初の一文が件名の役目をします。上の例の手がかりの部分を、そのまま一文目の頭に使えます。

送る前に確かめる3つの問い

  1. 宛名を隠しても、誰あての件名か分かるか
  2. 開いた先の一文目と、同じ事実の話になっているか
  3. 件名に書いた事実は、本人が仕事や公の場で出しているものか

3つ目は特に大切です。私生活や家族のこと、写真から分かる場所を件名に書くと、開いてもらえても、そこで関係が終わります。

送ったら、件名と、返事が来たかどうかを記録しておきます。何通か並べると、どの手がかりで返事が来ているかが見えてきます。

まとめ

  • スカウトメールは、件名で開くかが決まります
  • 件名は「手がかり・用件・差出人」の3つ。手がかりをいちばん前に置きます
  • 一斉送信に見える形、あおる形、条件だけの形、長すぎる形は避けます
  • 件名と本文の一文目は、同じ事実でつなぎます
  • SNSのメッセージでは、通知に出る最初の一文が件名の役目をします
  • 送った件名と返事の有無を記録し、効いた手がかりを次に生かします