この記事は、note「SNS採用ラボ」にも載せています。
目次
投稿しているのに、採用の連絡が来ない
会社のSNSを始めて、投稿も続けている。見てくれている人もいる。けれど、採用についての問い合わせは来ない。
そうしたアカウントでは、プロフィールに採用の言葉が1行も無く、いちばん上には商品の告知が並んでいることがよくあります。投稿の数や出来ばえより先に、窓口としての作りが抜けている状態です。
この記事では、会社のSNSが採用の窓口として働くための条件を5つに絞ってお伝えします。全部そろえるのに、特別な道具はいりません。
初めて見る人に向けた3つの条件
条件1:プロフィールだけで「採用している」と分かる
初めて訪れた人が最初に見るのは、投稿よりもプロフィールです。ここに採用のことが1行も無ければ、採用していないのと同じに見えます。
プロフィールに入れたいのは、次の3つです。
- 何をしている会社か(1行)
- いま誰を募集しているか
- どこから連絡すればよいか
たとえば、次のような形です。
「地域の中小企業に事務機器を届ける会社です。営業職を募集中。仕事の話だけでも、メッセージでお気軽にどうぞ。」
募集が終わったら、この1行も必ず書き換えます。
条件2:最初に読まれる数本が「自己紹介」になっている
プロフィールを見た人は、次に上から数本の投稿を見ます。ここが最新の告知だけだと、会社の姿が伝わりません。
多くのSNSには、投稿をいちばん上に固定する機能があります。採用の窓口にするなら、次の3本を固定しておくことをおすすめします。
- 何をしている会社か、誰の役に立っているか
- どんな場所で、どんな人たちが働いているか
- いま、どんな人を募集しているか
新しい投稿をいくつ重ねても、この3本があれば、初めての人に会社の輪郭が伝わります。
条件3:働く人と、仕事の中身が見える
応募を考える人が知りたいのは、「自分がここで働いたら、どんな毎日になるか」です。会社の理念や受賞歴より、働く人の様子のほうが伝わります。
- 朝礼や打ち合わせの様子
- ある社員の1日の流れ
- お客様先に向かう前の準備
- 入社して半年の社員が、最初に戸惑ったこと
きれいに撮った1枚より、ふだんの1枚のほうが、応募の前の不安を減らします。
社員の写真や話を載せるときは、必ず本人の同意を取ってください。顔を出したくない人には、手元や後ろ姿で協力してもらう方法もあります。
連絡が届いたあとの2つの条件
条件4:連絡したあとの流れが書いてある
連絡するかどうか迷っている人は、「連絡したら、そのまま選考が始まるのでは」と身構えています。
連絡のあとに何が起きるかを、先に書いておきます。
「メッセージをいただいたら、担当の◯◯から2営業日以内にお返事します。まずは30分ほど、選考ではなく会社のことをお話しする時間をいただいています。」
選考ではない入口があると分かるだけで、最初の一通の重さが変わります。
条件5:返す人と期限が、社内で決まっている
窓口が開いていても、届いたメッセージに誰も返さなければ、窓口ではありません。担当者が忙しい週に、メッセージが何日も残ってしまうこともあります。
社内で、次の3つを決めておきます。
- 誰が見るか(担当と、その人が休むときの代わり)
- 何日以内に返すか
- 届いたメッセージを、どこに記録するか
記録の先は、求人サイトから来た応募者と同じ表にします。入口が違っても、同じ一人の候補者として、同じ段で追えるようにするためです。
やらなくてよいこと
窓口づくりで、最初からやらなくてよいこともあります。
- 毎日投稿すること
- 流行りの企画にすべて乗ること
- 複数のSNSを同時に始めること
続かない形で始めて止まってしまうより、週に1本でも続く形のほうが、窓口としては信頼されます。
まとめ
- 窓口になるかどうかは、投稿の数より「作り」で決まります
- プロフィールに、何をしている会社か・誰を募集しているか・連絡先を書きます
- 固定する3本で、会社の輪郭を伝えます
- 働く人と仕事の中身を、ふだんの1枚で見せます。載せるときは本人の同意を取ります
- 連絡のあとの流れと、返す人・期限を先に決めます。届いたメッセージは応募者と同じ表に記録します
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