この記事は、note「SNS採用ラボ」にも載せています。
目次
説明会の名簿は、その回で終わりがち
会社説明会や業界のイベントで、採用の話をする機会があります。熱心に質問してくれた人、終わってから話しかけてくれた人。その場では「いい出会いだった」と感じます。
ところが、説明会の名簿はその回の連絡に使われたあと、フォルダの奥にしまわれがちです。半年後に募集を始めたとき、あの人の連絡先がどこにあるか分からない、ということが起きます。
この記事では、説明会で会った人を、次の募集で声をかけられる名簿に残す方法をお伝えします。
受付で聞いておく4つ
名簿に残せるかどうかは、受付で決まります。申し込みの画面や受付の用紙で、次の4つを聞いておきます。
- お名前と連絡先
- 関心のある職種
- 転職や就職を考えている時期(「いますぐ」「半年以内」「1年以上先」「未定」から選ぶ形)
- 今後の採用のご案内をお送りしてよいか
4つ目が最も大切です。何のために連絡先を使うのかをその場でお知らせし、案内を送ってよいかを本人に選んでもらいます。この答えが無いと、次の募集で声をかけるときに迷うことになります。
名刺を受け取った場合も同じです。その場で「今後、採用のご案内をお送りしてもよろしいですか」と一言確かめ、答えを名刺の裏などに書いておきます。
終わった日に、担当者が1行書き足す
説明会が終わったら、その日のうちに、話をした人について担当者が1行ずつ書き足します。
- 「◯◯の仕事の進め方について質問があった」
- 「今の職場で◯◯に悩んでいると話していた」
- 「終わってから◯◯さんと15分ほど話した」
この1行が、半年後に声をかけるときの一文目になります。数日たつと、誰と何を話したかは思い出せなくなります。その日のうちに書くのがこつです。
名簿の列をそろえる
説明会のたびに名簿の形が違うと、あとで集めるときに手間がかかります。どの回でも同じ列で残します。
| 列 | 書くこと |
|---|---|
| 会った日・場所 | 「◯月◯日 会社説明会」など |
| お名前・連絡先 | 受付で伺ったもの |
| 関心のある職種 | 受付で伺ったもの |
| 考えている時期 | 受付で伺ったもの |
| ご案内の可否 | 「可」「不可」「未確認」 |
| 話した内容 | 担当者の1行 |
| 担当者 | 話をした社員の名前 |
「ご案内の可否」が「不可」の方には、次の募集でも声をかけません。「未確認」の方は、声をかける前に社内で扱いを確認します。
次の募集で声をかけるとき
募集を始めたら、「関心のある職種」と「考えている時期」で名簿を絞り込みます。「半年以内」と答えていた方が、ちょうど時期を迎えているかもしれません。
一文目は、どこで会ったかから始めます。
「◯月の会社説明会でお会いした株式会社◯◯の◯◯です。その際、◯◯についてご質問をいただいたのが印象に残っております。今回◯◯職の募集を始めたため、ご案内をお送りしました。」
担当者が当日に書き足した1行を、ここでそのまま使います。
声をかける前には、名簿の「ご案内の可否」を必ず見直してください。受付でお知らせした利用目的に、今後の採用のご案内が含まれているかも確かめます。判断に迷う場合は、社内の担当部署や専門家に確認してから進めます。
オンラインの説明会や、社員が個別に会った人も同じ名簿に
名簿に残すのは、会場の説明会で会った人だけではありません。
- オンラインの説明会 申し込みの画面に、受付と同じ4つの項目を入れておきます。質問の欄に書かれた内容は、担当者の1行の代わりになります
- 社員が個別に会った人 勉強会や業界の集まりで、社員が採用の話をすることもあります。会った社員が、同じ列で名簿に書き足せるようにしておきます
- 職場見学に来た人 見学のあとに、関心のある職種と時期を伺っておきます
入口がいくつあっても、名簿は1つにまとめます。入口ごとに別の表があると、同じ人に別々の担当者から連絡が届くことがあります。どの入口から来たかは、「会った日・場所」の列で分かるようにします。
まとめ
- 説明会の名簿は、その回の連絡で終わらせず、次の募集に残します
- 受付で、関心のある職種・時期・案内を送ってよいかを聞きます
- 終わった日に、話した内容を担当者が1行書き足します
- どの回も同じ列で残し、「ご案内の可否」を必ず書きます
- オンラインの説明会や社員が個別に会った人も、同じ名簿に残します
- 一文目は、どこで会い、何を話したかから始めます
